
続いてバイオハザードRE2の
謎解きのレビューです!
謎解きはバイオハザードの代名詞であり
伝統的な要素でもあると思います。
今作は謎解きもだいぶ新しくなってて
いい意味で共通点が少なく、
新鮮な気持ちで臨めたのが嬉しい(^^)
個人的に謎解きは好きなので
今作の高評価ポイントに
繋がった部分でもあります。
ちなみにこの記事は攻略記事ではなく
あくまで謎解きの感想を述べるだけなので
ヒントに感じる部分はあっても
そのまんまの答えは載せていません。
ではひとつひとつ見ていきましょう!
・警察署のギミック
バイオギミックといえば
序盤の複雑かつ
悪趣味(笑)な空間がメイン!
(ギミックとは仕掛けという意味)
もともと美術館だった空間を
警察署にしたってことで
場違いな物が数多く存在する。
そのミスマッチ感がまた味があり、
興味をソソります(^^)
・4つの鍵
トランプで使われている
スペード、ダイヤ、クラブ、ハートの
装飾が施されたメインのキーですね!
これがあるからバイオ2である
といっても過言じゃないかもしれない。
リメイク版の場合、
鍵がどこにあるかよりも
どこで使うかのほうが
自分の中で重要になった感じですね。
オリジナル版をやってたときは
この鍵はどこにあるのか
かなり迷っていた記憶があります。
リメイク版ではなんだかあっさり
見つけた感が強かったですね。
あと謎解きから少し脱線しますが
個人的には鍵を開ける瞬間の
演出が追加されたのがよかったです。
鍵穴に鍵を挿入し、
ひねってカチャッと音がして
鍵を抜くという一連の流れ。
わずか数秒の出来事ですが
リアルな描写と心地よい音により
実際に解錠したかのごとく
感触があったような気分になりました。
ちょっとしたフェチですね(笑)
オリジナル版では解錠音は出るものの
文字が表示されるだけだったので
今思えば味気ない(笑)
・南京錠
3つのアルファベットを合わせる
シンプルなギミック。
シンプルだけど適当にやっても
当たらないので
ちゃんとヒントをどこかで
見つける必要があります。
ヒントはホワイトボードや
ファイルに書いてありますが
ほぼそのまんまなので
もう少し難しくてもよかったかな?
あ~でも西側オフィスの
レオンの先輩警官の名前の頭文字は
少しひねってたから
そこはよかったと思う(笑)
あと外れたときの音と感触も
またいいですね(笑)
・金庫
南京錠よりちょっとめんどくさいが
良いものが入ってるから
見逃せない金庫君。
これこそヒントがないと
まず開けるのは無理だから
適当にやるのは無謀。
でもヒントは南京錠と同じく
答えが書いてるだけだから
その点がちょっと物足りない。
数字を合わせるときは
1つでもずれたら
最初からやり直しになるけど、
それより左右がなんか
わかりにくくて少しとまどった。
開けれたときの
音と感触は微妙だから
総合的に南京錠に軍配があがる(笑)
・ポータブルセーフ
スタート地点はどこでもいいから
順番に緑のランプを点灯させるという
新しいギミック。
これがなかなかやっかいで、
ハマるとけっこう時間がかかる。
適当にやってもだいたいわかってくるから
慣れるとメモなしでもいけるけど
メモったほうが効率はいいと思う。
どこがどのランプに対応するかは
たぶんセーブデータごとにランダム。
これはこれで面白かったけど
他のギミックと比べると
時間を取られるから
そんなに好きじゃないかな~。
音はまあまあいいけど(笑)
・武器庫
3つの数字を入力して
対応する鍵付きロッカーを
開けるというもの。
通常はギミックになりえないが
ボタンが2つ抜けてるから
良いものは最初は取れないという
絶妙なやらしさがあります(笑)
しかもゾンビもタイラントも
入ってくるから気が散ります。
抜けたボタンは
ポータブルセーフの中にあるけど、
2つ解くのが面倒なのと、
2つ目のポータブルセーフは
ダイヤの鍵が必要だし、
またわざわざ戻ってくる必要もあり
地味にやっかいなギミックです。
手前の廊下にはリッカーも出てくるし
意外と手こずりましたね。
あとそうそう、
どこのロッカー番号が開いてないのか
視認しないとわかりにくく、
覚えにくいのも地味にやらしい。
てことであまり好きじゃない(・へ・)
そういえば武器庫の奥には
強力な武器がありますが、
入手するにはカードキーが必要。
そのカードキーを差し込む音と
感触が地味によかったりする(笑)
・石膏像
リメイク版では本と腕を
組み合わせ形になったので
オリジナル版よりだいぶ楽になった。
オリジナル版では2つの石膏像を
所定の位置に押す必要があり
かなりめんどくさかったですね(笑)
初見では何と何を組み合わせるかは
フィルムを現像しないと
わからない仕掛けになっており、
そのひと手間がまた
バイオらしくていい。
ちなみに仕掛けがわかってると
わざわざフィルムを現像しなくても
よくなります。
・図書室
新しいギミックである
ジャッキハンドルを使うところです。
本棚の1つがジャッキで
持ち上がってるので
それを下げるために使います。
下げないと本棚が移動できず
時計塔にいけないというギミックです。
ただ下げるだけじゃなく、
本棚を3つほど移動させて
壊れた床の穴埋めをする必要がある。
とてもシンプルなギミックですが
図書室にはゾンビがけっこういて、
タイラントもよく訪れる
危険地帯となっている。
個人的にかなりてこずり、
ちょっとしたハマりポイントに
なったくらいです。
本棚を一所懸命動かしてるときに
ゾンビに噛まれるし、
タイラントでそれどころじゃ
なくなったりと
地味ながらけっこうな
キラーポイントだと思う。
てことであまり好きじゃない(笑)
・時計台
大きい歯車と小さい歯車を使い、
無理矢理作動させて
キーアイテムを取るギミック。
タイラントが入ってこない
安全地帯なので
安心できるのがよい。
ギミック自体も簡単なので
全く迷いませんでしたね。
ちなみにバイオの世界では
仕掛けを動かすと
新たなギミックアイテムが
少々強引気味に
都合よく手に入るのが定番ですが、
今作の時計台の場合は
割と自然に感じましたね。
映像がリアルになってるのもあるし、
揺れて箱が落ちるという
まあまあありそうな展開だし。
なんでそこに置いてあるのかは
突っ込んではいけないけど(笑)
・STARSバッジ
調べるとUSBドングルキーに変化し、
パソコンに使えるようになるという
新しいギミックアイテム。
地下施設では
バッジの状態で使うのがミソ。
1つ2役という珍しさが良い。
残念なのは音と感触が
イマイチだったことですかね(笑)
・3つのメダル
バイオ定番の大掛かりなギミックを
作動させるアイテム達。
新たなエリアに進むために
全部集める必要があり、
前半の山場となるものですね!
今作は特徴的な絵柄を
3つ合わせることで取る仕掛けで、
場所によってはヒントが滲んでたり
汚れていたりして
地味に意地悪してるのが良い。
絵柄は金属製のスロットを回しますが
その独特の音と感触がまた良い(笑)
そして1つメダルをはめるごとに
仕掛けが順番に動く仕様は
なかなか手の込んだ作りでおもしろい。
見慣れたら煩わしいけど(笑)
難易度はそんなに高くないので
直感的に取れます。
個人的にはもう少し難しくても
よかったと思います。
3階西側倉庫にある
乙女像のメダルを取る時は
ちょっとやらしかったけど…
倒れた本棚、ゾンビ、
リッカーのコンボには
意表を突かれましたね(-.-;)
ちなみに乙女像から取れるのは
バージンメダルといいます。
敷居の高さを物語ってるのでしょうか。
・車の鍵
ブレード部分が曲がってるので
ふつうでは使えない鍵。
調べることで使い方がわかります。
リアルだと鍵穴に挿さずに
開けるのが主流になってますよね。
で、どの車の鍵なのかわからないですが
赤外線かなんかなので
適当に車の近くで使うと
反応してくれます。
これもありそうでなかったギミックなので
新鮮味はありましたが、
シンプルすぎてちょっとあれですね(笑)
・分電盤
配線をパズルのように繋げるギミック。
見た目がごちゃごちゃしていて
どこをどう繋げればいいかわかりにくく
かなりてこずりましたね。
ただ部品を操作するごとに鳴る
ガサゴソ音はまあまあいいですね(笑)
ゲーム内の褒賞であるレコードにも
絡んでいるのでやりごたえがあります。
なかなか指定回数以内で
通電させるのは難しいですが、
近くにセーブポイントがあるので
チャレンジしやすいよう
配慮したのかもしれません。
レオンでは13回操作で配線名人、
10回操作で配線王座。
クレアでは7回操作で女流配線名人、
11回操作で女流配線王座を
獲得できます。
なかなか難しいですが、
答えを見るとゲームではなくなるので
是非自力でチャレンジしてみてほしい。
ちなみにいーけーは
この記事を書いてる時点で
何も達成していません(笑)
・四角クランクとそのお友達
四角クランクはバイオシリーズ定番の
ギミックアイテムであり
外せない要素ですね!
熱狂的なファンもいるとかいないとか?
ドアの鍵よりも
大掛かりな仕掛けを動かすため
更なる新展開が期待される
ワクワク感が強いのが特徴。
そして立て付けが悪いのか
錆びているのか、
回す度にキュキュっとする音。
古めかしい趣を感じる
ポイントでもあります(笑)
使う場面は少ないですが
お友達にバルブハンドルと、
T字バルブハンドルがあるので
まあまあ楽しめる機会がある。
特にT字バルブハンドル君は
出番が3回ほどあって良い(笑)
謎解きというより
もはやフェチの領域に
片足を踏み込んでるようなもの
といっても過言ではない(笑)
ちなみにT字バルブハンドルは
下水道のギミックですが
流れ的にここで書いておきました。
・隠しアイテム探索
あるフィルムを現像すると
取れるようになるアイテムがあります。
レオンとクレアそれぞれに対応した
武器パーツと弾薬が手に入ります。
ヒントが写真だけなので
これはけっこう苦労しました。
1つは机をヒントにして
あまり迷わなかったが、
もう1つは初見ではわからず
スルーしました(笑)
後のプレイでわかりましたが、
ほんと人間は見てない
(認識してない)ものですね!
まあふつうラジカセと紙コップなんか
注目しないでしょうけど(笑)
・孤児院のギミック
リメイク版で初登場となるエリア。
あっという間に終わるエリアですが
地味に難しく作られています。
そしてやらしさも(笑)
・ブロックパズル
簡単に見えてけっこう難しいので
感心してしまったパズルです。
まさかハサミを取るためだけに
あんなに苦労させられるとは(笑)
絵柄を一致させて
並べるだけなのですが
それがなかなかわからないという
すごいアイデアです。
パズル作家の人って
ほんとすごいなと思いますね!
初めて挑んだ時は
軽く5分以上かかってしまった。
ちなみにブロックのひとつは
ぬいぐるみの中に入ってますが、
そのぬいぐるみがものすごく不気味。
ある意味ゾンビより怖いです(笑)
・孤児院の鍵
鍵は1種類のみ。
ゲスい署長から逃げるために
急いで使う必要があります。
でも出口だと思ったところが
実は不正解だったという
やらしい設定が盛り込まれてます!
最初は誰もが騙されたと思う(笑)
スキを突いて鍵を取る時の
緊張感はよかったですね!
・下水道のギミック
警察署よりギミックは少ないが
複雑化し難易度がアップ。
ギミックだけでなく
邪魔する敵もかなりウザいので
ストレスも溜まりやすい(笑)
・プラグソケット
オリジナルではただ集めて
ぶっ挿すだけでしたが、
今回は謎解き要素が追加。
所定の位置に挿さないといけないが
ヒントが少しややこしいので頭を使います。
キングはナイトの正面であるとか
遠回し系のヒントです。
マリオRPGのクッパ城でも
似たようなものがありましたね。
ヒントは近くの掲示板に書いており、
調べると画面の下に表示されるので
解きながら見れるという
ある意味画期的なシステム。
でも一定時間を過ぎると
ヒントが画面から消えるから
その度に掲示板を調べないといけないという
バイオ独特の煩わしさもあった(笑)
ちなみに裏編(2nd)のほうが難しかった。
プラグソケット自体も
やっかいなところにあるのが特徴。
キングプラグはG成体の巣の奥にあり、
行くだけでも億劫になる。
そして迷路のような資材置き場で
プラグを正しい順序で使い、
鉄格子を何度も開け閉めする必要がある。
ただでさえわかりにくい上に
暗いからなおストレスが溜まる。
個人的にトップクラスで
嫌いな空間である(笑)
・ハッキングツール
エイダ専用ツール。
正式名称は
EMFスキャナープロフェクター。
近くの機器を遠隔操作できるという
少々ぶっ飛んだすごい機械。
電源を入れたり
ファンを強制的に回したりして
道を切り開いていきます。
アイデアとしては面白いですが
なかなかやっかいなエリアなので
いい思い出はありません(笑)
手順は固定なので
覚えるだけですが、
問題は周りの敵。
ゾンビは地味に多いし、
タイラントが出てくるところは
ほんと参りましたね。
焼却炉から脱出するところは
制限時間が1分なので
初見では失敗しましたね。
地味に鬼設定です。
・研究所のギミック
研究所自体はシンプルな構造ですが
ギミックはなかなか難しい!
ちょっと参ったなぁって部分もあり
総合的にやりごたえのある
エリアとなっている。
では個々の仕掛けの感想です。
・信号変調器
このギミックは直感的にわかりました。
ブレーカーボックスという端末に入れ、
電源を復旧させるものです。
ブレーカーボックスごとに
決められた文字列にモードを切り替え、
2つの周波数の波形をぴったり
合わせてから使います。
波形があうとコントローラーが
ブルッと揺れるという
親切で凝った造りに
なっているのも特徴。
これで詰まっていたら
研究所の攻略は
難航を極めることになるでしょう。
うまく波形が合わさったときの
ちょっとした達成感はよかったですが
機器をはめ込む際の音はいまいちですね。
その点はシンプルな仕掛けである
鍵やハンドルのほうがずっと良い。
・施設管理端末
これも直感的にわかりましたが
形が複雑なため
メモを取りながら進めました。
施設管理の中枢だと思われる端末で
一部の通路や機器を使うためにいじります。
決められた図形を4つ入力する
必要があるのですが、
その図形が意味不明な形で
非常に覚えにくいから
メモを取ったわけです。
ちなみにその図形、
攻略本を見て初めて知りましたが
あることをすると
非常にわかりやすくなります。
(ヒントは枠線と記号の配列)
これはちょっとした驚きでしたね(笑)
ひらめきが足りなかったです・ω・
ちなみにこのギミックは
1st、2ndで正解が違いますが
固定なのでメモってたり覚えてたら
けっこう時短になります。
なので正解が書かれている
変な形のトロフィーは
ほとんど拾われることがない
ちょっと可愛そうなアイテムです(笑)
・薬液充填機
邪魔な植物を枯らすための
枯死剤(※)を取るための機械。
(※「こしざい」と読みます)
決められた量の薬液を
ぴったり入れる必要があり、
けっこうややこしい。
個人的にこのゲームで
一番てこずったギミックです。
映画ダイハード3で
ぴったり4リットルの水を入れる
という場面がありましたが
あれの複雑バージョンですね。
面白いので
嫌いではないんですけどね~
ハマったら時間の浪費になるので
疲れてるときはしないほうがよい(笑)
このギミックも分電盤と同じく
ゲーム内レコードと関係してます。
1stストーリーでは8回、
2ndだと9回の操作で達成可能です。
もちろんいーけーは
この記事を書いてる時点で(ry(笑)
・その他の組み合わせ・調べる系
一つでは意味をなさないアイテムのこと。
警察署だと信管や宝石箱、赤い本、
研究所だとリストタグですね。
地味ではありますが
組み合わせるとどうなるのかという
ワクワク感があるので
個人的に好きな要素です。
ついでにいうと、
調べないと意味を成さないアイテムも
ただ入手するよりも探究心をそそる
良い要素かなと思う。
欠点はアイテム欄を食うことと、
マンネリ化すると調べるのが
煩わしくなることである(笑)
今思えば初代バイオから
調べるシステムがあったので、
これもまたバイオらしくていいと
改めて思いますね(^^)
・ギミックまとめ
全体的に面白かったですね!
難易度はちょうどいいし
音や感触も楽しめました(笑)
ほんと作り込んでるなぁと
思えた良いポイントだと思います。
改めてギミックが充実してるからこそ
バイオハザードだなと思った次第です。
おまけとして個人的なランキングを
載せておきます(^^)
(載ってないのはどれも同じくらい)
好きなギミックランキング
1 4つの鍵
これぞバイオ2の代表ギミック。
見つけたときの達成感と
使用感が素晴らしい。
昔を思い出すグッドアイテム。
2 3つのメダル
最も大掛かりなギミックながゆえに、
全部集めたらどうなるのか、
どこに通じてるのか、
というワクワク感が半端ない。
シリーズ通して好きなポイントですね!
3 分電盤
パズル要素が強く単純に楽しめた。
簡単そうで手が込んでるので
リアルであっても面白そう。
キーアイテムが手に入る手前でもあり、
ワクワク感があるのもいい。
4 南京錠
いきなりシュールになりましたが
それがまたいいのです(笑)
適当にやっても開きそうで開かない
プチ難易度がまたいい感じである。
もちろん外れたときの達成感、
ダイヤル合わせ、落ちた時の音も
いい感じだと思います(笑)
5 四角クランク&ハンドル
新展開の期待感は素晴らしいが
出番が鍵より少ないのがネック。
あと仕掛けがシンプル過ぎるので
謎解き的にどうかってことで
微妙な順位となった(笑)
嫌いなギミックランキング
1 一連のプラグソケット
キングプラスを取るまでの
G成体のウザさと
資材置き場のややこしさ、
メインで使うところでは
間違ったらいちいち取る必要性があり、
刺さってるプラグが何なのか
わかりにくいこともあり、
いろいろめんどくさいギミックだった。
2 液体充填機
試験管が3つあるのと
入れ替えの操作がわかりにくく
最もじれったい仕掛けだと思った。
同時に最も時間を食ったギミックで
後半はストレスが溜まった(笑)
3 図書室
ゾンビとタイラントの邪魔っぷりが
最も痛感できた場所。
近くにはしごがなかったら
ストレスは倍以上だったでしょう(笑)
4 ハッキングツール
ツールだけというより
エイダパート全般かな?
操るのに数秒かかるので
いちいちじれったく感じてしまう。
ハードコアでしくったら
最初からやり直しになるので
さらにクソゲーになる(笑)