マリオ64のカメラワークの感想

マリオ64で新たに加わったものに
カメラワークがあります。

いままでは2Dだったので
ただ横から見るだけでしたが
今作からは自分である程度
視点を操作できるようになりました。

これは地味に凄いことです!

Cボタンをうまく使わないと
クリアが難しい場面があるほど
重要な役割があるので
語る上で外せない要素です。

てことでいろいろ語っていきますね!

カメラワークの概要(C&Rボタン)

3Dになってできることが
大幅に増えたマリオ64ですが、
そのひとつがカメラワークです。

右端にある黄色い4つのボタン、
いわゆるCボタンを駆使して
上下左右に視点を動かしつつ、
冒険できるようになった。

人によっては操作が増えて
面倒に思ったかもしれませんが、

いーけーの場合は
すんなり受け入れたと思います。

ジャンプとかのアクションと比べると
地味なようですが、
クリアの鍵を握ってるといっても
過言ではない要素です。

その理由は単純で、
見やすい視点じゃないと
操作しにくいからです。

下手くそな人はおそらく
視点をベストな位置にこまめに
調節するのを怠る傾向があると思いますが、

それだとあえて激むずモードで
挑んでるようなもの(笑)

カメラワークが生死を左右する
といってもいいくらいです。

一部動かせないところもありますが
基本はほぼ自由自在に動かせます。

最近のコントローラーは
右側にもスティックがあるので
それで操作するのが基本ですが、

当時は4つの黄色いCボタンを
押すことで操作していました。

左右で横回転、下で遠くへ、
上で近づく&主観視点となる。

主観といっても
マリオの後頭部が目の前に写る形で
周りを見渡すモード。

なんでそうなのか考えてみたら、

なるほど、

マリオ64の場合は
ジュゲムがカメラマン役という設定で
常にカメラを釣り糸で吊るして
マリオを映してくれています。

だから完全な主観モードに
できないんだと納得できましたね(笑)

当時は今とは相違点が多く、
振り返ってみると斬新に感じますね。

ちなみにRボタンを押すと
カメラのオプションモードを
切り変えることができます。

ポーズ画面の一番下の項目に
固定カメラかマリオカメラかを
選ぶことができる。

固定カメラはRを押している間は
ジュゲムがマリオを追いかけず、
その場にいるように指示できます。

そのためマリオが離れると
ものすごく小さくなって
非常に操作しにくくなるのだが、

広大な景色が俯瞰できるので
ちょっと気持ちがよくなります(笑)

スポンサードリンク

カメラワークの良さと悪さ

カメラワークで使う
CボタンとRボタンですが
それぞれの良し悪しを考察してみます。

Cボタンの褒めと文句

まずCボタンの良いところは
直感的なわかりやすさですね(^^)

右を押せば右回転、
左を押せば左回転、

上だと近寄る、主観モード、

下だと遠くへという具合に
すぐに動かせるのがいいところ。

動かせる角度や距離は
決まってるので
微調整する必要がなく
ある意味では楽ちんです。

逆に悪いところは、
微調整ができないこと。

やっぱりなんだかんだいって
微調整は重要です(笑)

たしか横方向だと
45°ずつしか動かせない上に
基本的にカメラ(ジュゲム)は
マリオの後ろに戻ろうとします。

だから言うことをきかず
イライラすることがあります(笑)

コースごとにある程度
カメラワークが決まってもいて、

例えばクッパコースだと
8方向から固定の感じになるので
かなりやりやすいところもありますが
それは例外扱いです。

キノコ城内だと横に全く動かせないなど
けっこう制約が多いです。

一方で他のステージは
基本的に何もしなければ
マリオの背面から写す仕様になっている。

ただ、勝手にちょこまか動くので
場合によっては非常にやりにくい。

例えば右を押しても
なにかにぶつかったかのように
すぐビュッと左に戻ってしまったり、

そもそも方向転換が
できないところもあり、
まあまあ癖のあるカメラです。

左右の視点移動ができない場合、
ボタンを押す度にブブッと
クイズで不正解を出したときのような
効果音を鳴らされる羽目になる(笑)

その煩わしさが
ちょっと気に入らない
ポイントかなと思います。

あと急に視点を変えられる場合もある。

例えばちびでかアイランドの
頂上付近の木の橋。

最初は後ろから視点なのに
中間辺りからいきなり90度回転して
真横のアングルになってしまう。

だから3Dスティックを
そのまま前に倒していたら
坂道に突っ込んでしまい、

下手すると下まで
滑り落ちてしまうこともある。

そういう理不尽チックな
勝手な動きをたまにするので

ジュゲム君、いい加減にしなさい!

といいたくなることもあります(笑)

Rボタンは残念なボタン…

次にRボタンの感想です。

まず良いと思ったところは
押しやすさでしょうか。

スーファミのコントローラーより
厚みが出て大きくなったおかげか
存在感が増した気がします。

固定カメラモードの時は
押しっぱなしにする必要がありますが
人差し指はそれだけに集中できるので
よく考えられたボタン配置だと思う。

ではメイン?の悪いと思ったところは、
使い所がほぼないことですね…(笑)

ポーズ画面でRボタンの挙動を
2種類から選ぶことができますが
どちらもほとんど使わないという…

ひとつは今さっき言った固定カメラモード。

Rボタンを押している間、
ジュゲムがマリオを追いかけず
その場に留まるので、

マリオを遠くから操作できるのですが
その必要性がこのゲームには
ほぼないんですよね・・・

せいぜい上級者が難易度を上げて
遊ぶといったマニアックなプレイをするか、

カメラが勝手に動いて
操作しにくさを抑える
といったことくらいだと思う。

もうひとつのモードは
マリオカメラといいます。

ジュゲムがマリオの
後頭部の真後ろに張り付き、

マリオの目線の方向に
瞬時に移動するモードです。

要は主観モードですね。

この場合は固定カメラのように
Rボタンを押しっぱなしではなく、
単押しで切り替える形となる。

Cボタンの上との違いは
移動できるかできないかです。

常にカメラの方向が
マリオ視点になるから
マリオカメラなんだと思いますが、
個人的にこのモードは嫌いです(-_-;)

マリオ64は3Dスティックを
ぐりぐりするものなので
主観だと景色が変わりすぎて
非常にやりにくくなります。

単純な平地だとまだいいと思うけど
複雑で足場の悪いステージだと
難易度が非常に高くなる。

あと画面全体がマリオに
寄った感じになるので
広大な空間を堪能しにくいのも
嫌なところです。

てことでいーけーの場合は
Rボタンはほとんど使いません。

カメラワークの感想まとめ

昔のゲームなので仕方ないと思いますが
けっこう癖があり、カクカクもするので
慣れてもそれなりに手こずりますね。

まあでも記憶は曖昧ですが、
あまり苦労したイメージはないので
すんなり受け入れたかなと思う。

特に勝手にアングルが変わったり、
あまり変えれないところは
不便を感じてしまいますが、

それはそれで味があると
今では思えますね(^^)

ただRボタンは残念すぎるので
他の活用法もあればいいのになと
改めて思った次第です(笑)