
移動アクションの次は
いよいよジャンプのレビューです!
移動も中々奥が深かったですが
ジャンプはもっと深いですよ!
通常のジャンプから繋がる
2段ジャンプ、3段ジャンプ、
助走後の幅跳び、
しゃがんだ状態からの後ろ宙返り、
木や棒からのジャンプ、
壁キック、
そして方向転換後の横宙返りと
非常に多彩になりました。
種類がありすぎて
最初の頃は覚えきれないくらいでした。
個人的に重要だと思ってるのが
幅跳び、壁キック、横宙返り。
特に「横宙返り」は超重要である!
ジャンプ技は全部で7種類
ではそれぞれのジャンプについて
いろいろ語っていこうと思います!
・ジャンプ
Aを押すだけで出せる
マリオの代表的アクション。
ただのジャンプといっても
リアルの人間では難しい高さを
飛べるのはさすがである。
地味にポイントなのが
Aを押す時間によって
高さが調節できることです。
短く押せばほんのちょっとで、
長押しすれば高くなり、
滞空時間も伸びます。
それは連続ジャンプも同じ。
足場が小さいところで
いつも大きくジャンプしてたら
攻略できない場面もあるので、
適宜調節できるのは気が利きます。
・連続ジャンプ
ジャンプのあとに
着地とほぼ同時にAを押すと
もう一段階高く飛べるジャンプ。
いままで2段ジャンプと
表現していましたが、
説明書を見て初めてそれが
正式名称だとわかりました。
ただ連続でジャンプするだけなら
以前の作品でもできたわけですが
今作は新たなアクションとして
導入されています。
地味ながら新しく
素晴らしいアクションです。
特徴は垂直跳びも可能なこと。
3段飛びだと移動しながらでないと
できないですが連続ジャンプまでなら
その場でできるので、
少し高い壁によじ登るときなどに
かなり使えます。
欠点といえば
タイミングをあわせる必要があるのと、
ジャンプを1回出さないといけないので
少々じれったいことでしょうか。
・3段飛び
連続ジャンプのあと、
さらにもう1回タイミングよく
ジャンプすることで出せずアクション。
今作のマリオのジャンプの中で
最も高く飛べるのが特徴です。
3段飛びと壁キックの組み合わせで
かなり世界が広がるので
重宝するアクションですね!
欠点は当然ですが、
3回ジャンプする必要があるので
足場が狭いと使えないこと。
そしてタイミングが少々シビアなので、
調子が悪いと成功率が下がり、
イライラすることもある…(笑)
羽マリオのときだと例外的に
その場で3回ジャンプして
飛行に繋げることができます。
また、ある意味最大の特徴は、
多少急な坂道でも出せること。
ジャンプ→連続ジャンプの場合は
平地か緩やかな坂でしか出せないけど、
連続ジャンプ→3段飛びだと
坂に関係なく出せます。
この特徴を利用して
ショートカットできる地点が多いので
そっちの使い方のほうが
メインかもしれない。
いや、明らかにそれがメインですね(笑)
・後ろ宙返り
しゃがみながらAを押すと
後ろに高く飛びながら2回転するという
体操選手顔負けのアクション!
地味ですが高さがけっこうあり、
3段飛びに次ぐ高さを誇ります。
ふつうのジャンプでは
ぶら下がってよじ登る必要がある所でも
後ろ宙返りならスッといけます。
このゲームの場合、
高さはアドバンテージになるので
すごくいい特徴ではありますが
少々癖があります。
次のアクションに
ほとんど繋げれないんです。
木と棒は大丈夫ですが
崖やブロックの端に
掴まることができないのと、
キックやボディアタックも
出せません。
唯一ヒップドロップだけ
出せるのは救いですが、
そもそも静止状態でないといけないので
使う機会があまりないです。
クッパの体当たりを回避するときは
ちょっとかっこよくていいですけどね!
どちらかというと
緊急回避的な使い方をするジャンプかと。
ちなみにZを押しっぱなしの状態で
着地と同時にもう1度Aを押すと
連続で出せるのもポイント。
正確にはZは押しっぱなしじゃなくても
着地のときにZとAを同時に押せばいいけど、
少しでもずれるとヒップドロップが
出てしまうのと、2つのボタンを
同時に押すのは敷居があがるので、
結局Zは押しっぱなしが楽です。
使い所はあまりないけど(笑)
・走り幅跳び
ここから特に重要なゾーンに入ります。
自分の中でマリオ64の
三大ジャンプ技という位置づけです。
まずはその中で幅跳びの重要性から。
これはもちろん、幅があるところを
飛び越す際に使うジャンプです。
走るスピードにもよりますが、
ただのジャンプの2倍以上の
飛距離が出るので、
それだけでも素晴らしいアクション。
でも、ある意味では
幅跳びの真の利用法は高速移動。
幅跳び自体がスピードが出るアクションで
連続で出すことも可能なので
距離があるところでは
それをすると効率がグンと増します。
これを覚えたらふつうに走ることも
じれったく感じるくらいです。
てことでかなり頻繁に使いますね!
後ろ宙返りと違うのは
ヒップドロップが出せないことです。
でもそれがいいんですよね!
誤ってヒップドロップを出しちゃう
ミスがないので間違ってZを連打しても
中断されることがないから。
まあ押しっぱなしのほうが
楽なのは同じですけど…(笑)
・壁キック
このゲームで1,2を争う
重要度があるアクションです。
同時に大好きなアクションでもあります!
垂直な壁を支点にして
ジャンプができるので
通常ではいけないところも
いけるようになる。
思わぬショートカットを
発見することもあります。
これがマリオ64の
大きな醍醐味のひとつですね!
操作ミスしない限り
延々と続けることもできるので
遊びにも特化したアクションといえる。
ジャンプで疲れるという概念がないのが
マリオ64のシンプルさが際立つ
魅力ポイントでもあります。
欠点を挙げるとすれば2つ。
タイミングがまあまあシビアなのと、
垂直な壁でないとできないこと。
調子が悪いときは3段飛びと同じく
めちゃくちゃ失敗します。
一時的にスランプに
陥ることもありますね…(笑)
壁は例え垂直に近くてもだめなので
壁が少ないステージでは使いにくい。
慣れないうちは難しいですが
マリオ64を存分に味わいたいなら
壁キック習得は必須だと思います!
・横宙返り
このアクションはほんと素晴らしい!
横宙返りと比べたら
他のアクションは霞んで見えると
いいたくなるほど、
いーけーは惚れ込んでいます。
その理由はあまりにも自由度が高いから。
瞬時にあらゆる方向に
通常ジャンプより高く飛べて、
そのまま3段ジャンプへ
繋げることもできる。
壁の縁に掴まることもでき、
すぐにボディアタックへ
転じることも可能。
もちろんヒップドロップも
いつでも使うことができます。
このようにマリオ64のアクションが
ほとんど凝縮されてるような
すごい動きなんですね!
もはや「跳躍技」
といっていいアクションです。
説明書を見ると
進行方向の後ろに飛べる程度の
ことしか書いていないので
やってみないと魅力はわかりませんね。
ではもう少し細かく
横宙返りの魅力をお伝えします!
高さは3段ジャンプに次ぐ2番目。
2段ジャンプより少し高いくらいで
後ろ宙返りと同じくらいです。
短絡的に考えると
3段ジャンプの方が良さそうですが、
勝っているのは高さだけ。
利便性は足元にも及びません。
3段ジャンプは文字通り
3回飛ぶ必要があり、
場所の制約がちょっと厳しめ。
例えばリフトの上とかだと
できなくはないですが
かなりやりにくいです。
あと壁の縁にも掴まれません。
正確には放物線の頂点付近で
掴まれないんですね。
それだけでもえらい違いです。
ボディアタックやヒップドロップは
すぐに使えるのは共通してます。
後ろ宙返りも瞬時に高く飛べるので
緊急回避として使える便利な動きです。
しかし、しゃがみかつ静止状態でないと
いけないので使える場面が限られてきます。
壁の縁を掴めないのも痛い。
攻撃はヒップドロップだと
いつでも出せるのはいいが、
ボディアタックは出せない。
まあ後ろ宙返りをしてるときに
ボディアタックは
あまり必要性を感じないので
いいんですけどね(笑)
幅跳びは最高速でなくても
できるので割と出しやすく、
壁の縁に掴まることもでき
移動のときには重宝しますが
高さがないのが痛いところ。
マリオ64は全体的に
高さが際立つステージが多いので
幅跳びも使える場面が割と制限される。
そして、横宙返りとその他のジャンプで
最も大きな相違点は「方向」です。
横宙返りはあらゆる方向へ
繰り出すことができるのが
最も素晴らしいポイントです。
通常は進行方向にしかできないですよね?
幅跳びや3段ジャンプは進行方向だけ、
後ろ宙返りはもちろん後ろだけ、
通常のジャンプと2段ジャンプは
垂直方向でも可能なので
少し例外ですがたかだか2通りです。
後ろも行けると言えば行けますが
自由度はそんなに高くない。
横宙返りは全方向へ出すことができます!
なので何通りあるかは未知数です。
あえて64のコントローラーの
くぼみの数でいうと
8通りってことになるでしょうか。
方角でいうと東西南北に加え
北東、南東、南西、北西の8通り。
タイミングもシビアじゃないのが
素晴らしいところ。
説明書を見ると
走ってるときに反対方向へ
スティックを倒すと同時に
Aボタンと言うふうに書いてるので
一見難しく感じるかもしれません。
でも思った以上に簡単です!
走ってる最中に反対方向へ
スティックを倒したあと、
マリオが後ろへ体を向き直す
動きを見せるのですが、
その間にAを押せばOK。
その向き直しは
0.5秒くらいあるので
壁キックや3段飛びと比べると
かなり余裕があるのがわかります。
それらのタイミングは
一瞬でしかないので。
で、その向き直しアクションは
3Dスティックで
方向を変えられるのが
最大のポイントです!
だからあらゆる方向に
横宙返りができるんですね!
てことで横宙返りだけで
前に進むことだってできます。
横宙返りの凄さと魅力が
おわかりいただけたでしょうか?(^^)
強いて欠点を挙げるなら、
その場で瞬時に出せないことです。
振り返りアクションをするには
ダッシュ状態でないといけないので
スティックを早く倒してしまうと
関係ない方向へ走ってしまう。
最低でもタイル3つ分ほど
進まないといけないので、
足場が小さすぎるところでは出せません。
あと細い道もずれやすいので
非常に出しにくいですね。
でもそういった状況はあまりないので
メリットを考えればデメリットは
あってないようなもの。
横宙返りが使えないのと、
自在に使えるようになるとでは
別ゲームになるといっても
過言ではないと個人的には思います。
もちろん、横宙返りが全てではなく、
いろんなアクションを組み合わせて
攻略し楽しむのが本質です。
一番好きな技は何かと聞かれたら
間違いなく横宙返りと答える、
ということですね!
ジャンプを振り返ってみてのまとめ
てことで、
いや~ジャンプは熱かったですね!
ただバリエーションが増えただけでなく
応用も凄く効くようになったので
ほんと64はすごいなと思います。
個人的に3種の神器ならぬ
3種の跳躍といえる
幅跳び、壁キック、横宙返りはすごい。
特に横宙返りはダントツで面白い!
横宙返りへの情熱は小学生の頃から
芽生えていたと思うので
語るのが楽しみだったわけですが、
少々長くなりすぎたかも(笑)
ジャンプに関するいーけーの想いは
だいたいこんな感じでした(^^)