マリオ64の味方キャラNPCを語る

マリオ64に出てくる
NPCについて思うことを書いていきます!

NPCとは「ノンプレイヤーキャラクター」

自分が操作するキャラ(マリオ)と
敵以外のキャラクターのことです。

マリオの手助けをしてくれたり
スターをくれたりするので
基本的には味方です。

彼らがいるからこそ
単なるアクションゲームではなく
アクションアドベンチャー色が
出ているなぁと思います。

では一人ずつ見ていきましょう(^^)

NPCの特徴と思うこと

ジュゲムブラザーズ

マリオを常に追いかけて
撮影している変わったジュゲム。

今作のカメラがこのキャラが担っており
釣り糸の先にカメラをぶら下げるという
独特のスタイルが特徴。

Cボタンを押すと多少支持が出せるが
言うことを聞かないことも多い(笑)

(カメラワークについてのレビューは
別記事で掲載しています)

ちなみに2階の鏡の部屋に行くと
彼の働きぶりを見ることができるが
逆にいうとそれ以外は
オープニングを除いて
決して見ることができない。

また、決して触れることができず、
誤ってマリオと衝突することもないので
地味にすごい奴です(笑)

固定カメラにすると遠くから
マリオを映すことができますが、
それを解除したら一瞬で
目の前に戻ってくることもできる。

主観モードで敵の攻撃に当たると
視点が解除されますが
それはジュゲムが瞬時に回避してるから、
とも読み取ることができます。

ただ、カメラのオプションモードで
マリオカメラ(常に主観モード)にすると
ジュゲムも一緒にクッパの炎などに
当たってるような気もしますが、
全く何事もないかのように振る舞う。

水の中でも撮影できるし、
決して溺れることはない。

マリオが苦しがっていても
冷静に撮影し続けるという
強い精神力も兼ね備えている。

ということで地味にすごい
ポテンシャルを秘めてますね!

ただし、たまに壁や地面に引っかかり
ガクガクしたりしてわけがわからない
映像を撮ることもあり、
おっちょこちょいなところもある(笑)

あと場所によっては勝手に動いたり
指示通り動いてくれないこともあるので
少し癖があるのも特徴。

ついでにいうと、
ジュゲムはクッパ側の存在ですが
なぜマリオのサポートを
しているのかは設定がなく不明。

中にはいいやつもいるんですね、
と思うしかない(笑)

なんだかんだいってすごいやつです!

 

キノピオ

ご存知、きのこ王国の住人で
マリオシリーズに度々登場する
お助けキャラです。

マリオブラザーズでは
少しぽっちゃりした印象だったが
64では体が小さくなり、
顔もほっそりした。

今作は助言でマリオをサポートし、
たまにスターを持ってる個体もいる。

助言は何も知らないうちは
かなり役立つので、
見つけたら必ず話しかけたほうがよい。

少し残念なのは、
話し相手以外でほぼ出番がないこと。

絵の中に閉じ込められたとか、
アイテムをくれるとか、
いろいろアイデアはあった気がする。

あとスターはそのままくれるだけでなく
謎解きのヒントをくれるとか
間接的な要素があったほうが
より面白かったかもしれない。

ジュゲムよりもツッコミどころが
少ないのもまた残念である(笑)

今思えば話しかけるだけで
最重要アイテムをくれるのは
なかなかのサービスである(笑)

一応盲点をついたような場所に
配置されてますけど、

まあまあ目立つ半透明だから
そんなに難しくはありません。

 

赤ボム兵

ボム兵の赤バージョンだが、
赤というより
ピンクといったほうが
しっくりくるような色。

話しかけると
大砲を開放してくれるので
けっこう重要なキャラです。

ボム兵の戦場では唯一、
ヒントをくれる個体と
大砲を開放する役の2体が存在する。

他のステージは大砲がないところは0、
あるところは必ず1体いる。

少々難しいところにいるのが特徴で
ふつうにプレイしていると
まず気づかないところにいたりする。

手がかりとなるのは足音。

常にその場で歩いてるような
動きをしているので
いつも独特の足音を発しています。

目の前でなくても聞こえるので
近くにいると大きなヒントになる。

そういうところが謎解きチックで
面白いところですね(^^)

キノピオ探しよりも
ずっとエキサイトです!

話しかけると
真似するのが非常に困難な
独特の言葉?を発する。

それがまた個性的で
愛嬌があって良い(笑)

姿形もまん丸なので
個人的に一番好きなNPCですね!

ちなみに常にマリオのほうを向いてます。

場所を変えても
ゆっくり回ってこちらを向いてくるので
仕草も可愛いやつです(^^)

 

ノコノコ(大)

ノコノコレースで勝負する
特殊な個体のノコノコ。

なぜか敵ではなく
マリオを尊敬しているいいヤツ。

図体はデカイが足が速いので
ノロマなイメージを覆している。

走り方はなぜか人間と同じく
二足走法である(笑)

もちろん触れてもダメージにならず
攻撃しても何も起こらないので
トラブルは起こりようがない。

なので安心して戯れることができます。

ボム兵の戦場のレースは
ウォーミングアップみたいなもので、

ちびでかアイランドでは
本気を出してくるのでなかなか強い。

距離も短いので少しでも遅れると
取り返しがつかなくなる。

下手すると転落事故もありうる(笑)

ボム兵の戦場は1分半ほどかかるので
とても余裕がありますが、
初めてやったときは
たしか負けた記憶があります。

当時はまだコースの構造を
把握しきれていなかったので
その段階だと難しいですね。

ちびでかアイランドのほうも
だいぶ苦労した記憶があります。

今思えば他とは趣が違う遊びが
盛り込まれてるのは
とてもいいなと思います(^^)

 

フクロウ

バッタンキングの砦の
スタート地点の木に潜んでいる。

強制的に起こされて
少々不機嫌だが
鳥かごまで運んでくれるので
すごくいいやつです。

姿形が丸っこく小さいので
けっこう好きなキャラですね(^^)

彼に掴まって空を飛ぶと
独特の爽快感と緊張感があって
羽マリオとは違った魅力がある。

連続で飛び移るアクションがあったら
面白かったと思うが、

残念ながら1体しかいなくて、
他のステージにも登場しない。

あと生物名そのままなので
他に名前はなかったのかと思う(笑)

 

ペンギン

フクロウと同じく
なぜ名前がそのまんまなのか
と問いたいキャラです(笑)

全部で5体存在しているので
NPCの中では赤ボム兵に次ぐ数です。

さむいさむいマウンテンには
デカイのと小さいのが
それぞれ2体ずつ存在する。

大きいのはレースで勝負するやつと
巣に佇んでるやつの2体、

小さいのは頂上にいるのと
スライダー出口の
小屋の屋根にいる奴の2体。

もう1体の大きい個体は
スノーマンズランドの
大雪だるまの氷の橋にいます。

小ペンギンの近くで
ボディアタックすると
真似るのは有名。

そのときの音と姿は
なんとも愛くるしいですね(^^)

ちなみに巣の親ペンギンに
違う小ペンギンを連れて行くと
親はどこでなにしてるのかというが、

もしかしたらレースに没頭してる
遊び人?いや、遊びペンギンの
個体かもしれない(笑)

もしくはスノーマンズランドで
謎の行動をしてる奴かもしれないが
そこまで細かい設定はないので
ご想像におまかせします(笑)

 

雪ダルマ

さむいさむいマウンテンにいる
巨大な雪ダルマ。

スローマンと似てるが
こっちは無害なNPCです。

最初は顔と体が別々になっており、
お互いがちょうどいいのを
探しているという設定。

体は山頂付近の台座に乗っかっており
将来立派な体になることを目指している。

顔は中腹の台座にいて、
なぜか体が溶けてしまったので
体を探しているとのこと。

なぜ体だけ溶けたのかや、
なぜ顔だけでなく
体もしゃべれるのか、など、

謎めいたキャラですが
あまり突っ込んではいけない(笑)

体に話しかけると転がりだすので
中腹の顔まで案内できれば
スターをくれます。

いいヤツですが少し厄介なところも。

さきほど無害といいましたが
転がってる体に触れると
ダメージになるので要注意。

しかも3も減るのでかなり痛い(笑)

ちなみにダメージ3は
このゲームで最も痛い!

あと飛び降りてショートカットしたり
顔の台座の付近で待ってないと
崖の方へ転がってしまい、
やり直しとなってしまう。

おそらく少しでもショートカットすると
台座のほうに転がってくれない
仕様になっていると思われる。

すぐ前を行く必要はないので
ちゃんと坂道を滑り降りましょう。

 

ミップ

地下の通路にいる金色のうさぎ。

捕まえるとスターをもらえる
というか取り返せる。

スターの枚数によって
2回出現するので
ミップから2つ取れることになる。

ウッキィよりもすばしっこいので
最初は捕まえるのに
大変苦労した記憶があります。

コツを掴んでも失敗しやすいので
なかなかのポテンシャルである(笑)

捕まえたあとはおとなしくなり、
その場から動かなくなる。

で、スターを取ってしまったら
二度と会えなくなり、
イベントも特に無いのは
ちょっとアレかなと思う。

ちなみにミップを持ったまま
コースに入っても何の意味もないですが
なんかやりたくなりますね(笑)

 

ドッシー

明らかに某UMAを意識したキャラ(笑)

最初の文字は何を元にしてるのか
よくわかりませんが、
出てくるコースが闇に溶ける洞窟なので
洞窟の「ド」なのかもしれない。

それはさておき、
図体が大きいので
最初は警戒されるようなキャラだが
NPCなので完全な味方です。

よく見たら目が可愛く
チャーミングな奴です(笑)

ただ、表情がなく見た目が
ポリゴン特有のカクカクなので
生物というより
でかいおもちゃにも見える(笑)

地底湖の中央にある島や
メタルスイッチの隠れコースへ
行くときに助けとなる。

最初は知りませんでしたが、
背中でヒップドロップすると
首を下げてくれます。

頭に乗ると首を上げ、
マリオの向いてる方向に
進んでくれるとてもいいヤツ。

(頭に乗らなくても
向いた方向には進んでくれますが
乗ったほうがより攻略しやすくなる)

どこかで見たのですが
ドッシーに食べられる?みたいな
変な噂があるようですが
なぜそう言われるようになったかは不明。

食べられるどころか
ダメージすらないのに(笑)

おそらくイメージが先行して
噂が独り歩きしちゃったんでしょう。

あとは単なる勘違いとか(^^)

 

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マンタ

またまた登場。
生物名そのまんまのキャラ(笑)

ウォーターランドの最初のエリア、
外界の海底にゆったり泳いでいる。

輪っかを出しながら泳いでおり
5つ連続で通るとスターが出現する。

動きは速くないが意外と難しい。

でも輪っかをくぐると
体力が2も回復するので
チャレンジ中に溺れることはまずない。

サービス精神がある
なかなかいいヤツです(^^)

ちなみにマンタに触れると
ダメージを負った時と
同じモーションになるが、
体力は減らないので安心。

マリオは1回転するだけで
うんともすんとも言わない(笑)

尻尾に触れてもすり抜けるので
何も気にしなくていいですね。

 

ウッキィ

たかいたかいマウンテンにいる悪戯猿。

中腹の丸太近くに1匹と
山頂に1匹います。

中腹にいる奴はおとなしいが
抱き上げると帽子を取られる。

山頂にいるやつは
抱き上げるとスターを取れるが、

逃げ回っているので
帽子を取られたときと同じく
捕まえないといけない。

見た目はまあまあ可愛いが
迷惑なやつなので複雑な気分である。

他のステージでは登場せず、
イベントもないので
残念ながら微妙なキャラである(笑)

端っこに追い込むと
瞬時にジャンプして逃げ回る特徴があり、

慣れてないうちは
捕まえるのに苦労すると思います。

山頂は囲いがあるのでまだいいですが
中腹だと何もないので、
下手するとスタート地点まで
落ちてしまう危険性が高い。

攻略法としては、
ゆっくり近づくこと。

走るとジャンプしてしまうけど
歩いて近づくとジャンプしないので
確実に捕まえることができます。

ただ、歩きでも速めに動くと
回避されてしまうので
かなりゆっくり歩かないといけない。

(3Dスティックの)半分くらいだと
微妙なので3分の1以下くらいの
傾きでないといけない。

もしくは(猿が)ジャンプすると同時に
振り向いて着地したところで
捕まえるのもありです。

 

せんちょう

ちょっとした番外編!

このキャラの存在を知ってる人は
相当なマニアだと思う(笑)

他のキャラと違って
実際に会うことはできないため
NPCというには賛否両論あるかもだけど、

ここでは書きたくなったので
NPCとして勝手に認定です(笑)

で、このせんちょうって
何者かというと、
海賊の入り江にあった
沈没船の船長です。

海底洞窟の看板で
警告している張本人で
文字だけで登場する
超マニアックなキャラです!

海底洞窟の宝、
すなわちパワースターを
守ってるということで、

罠を張り巡らせたことから
敵とも考えられるけど、

船長自体が全く出てこないので
NPCのほうが妥当ですね。

ただ「せんちょう」と
名乗ってるだけなので、

あの沈没船の船長であるかを
裏付ける決定的な証拠はないものの、

他に船は存在しないので
そう考えるのが普通だと思われる。

まあいろいろ考えられるけど
一番印象に残ったポイントは
存在感が薄すぎること・ω・

登場シーンが文字だけなのに
看板はほとんどスルーされ
存在すら気づかれないことがほとんど。

間違いなくマリオ64の中で
最も不憫なキャラである…(笑)

ありきたりですが
骸骨顔のバイキングの格好をした
ボスがいても面白そうでしたね。

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マリオ64のキャラ(NPC)感想まとめ

細かく考察すると
新たな魅力が発見できてよかったです(^^)

贅沢をいうと、
もう少し話しかけられるキャラの数と
機会(頻度)が多かったらよかった。

キノピオのところでも言及しましたが
基本的なヒントだけでなく、
もう少し謎解きチックなところもあれば
よりよかったとも思います。

なので個人的に一番好きなのは
赤ボムヘイです。

姿形、しぐさが愛らしく、

足音、声が個性的なうえに
見つけないと大砲が使えないという
謎解き要素も盛り込まれている。

とても魅力が詰まったキャラですね!

逆に台詞もなにもない
ほとんどギミック化しているキャラは
ちょっと寂しい感じがしますね。

ドッシーは愛らしさがあるから
まだいいとして、

マンタはほぼほぼ泳いでるだけなので
個人的には一番微妙なキャラですね。

キャラに関するレビューは以上です(^^)