
色んな意味で話題のGoogleStadia。
ゲームの種類が増えるとか
配信元のスペックがすごいとか
プラットフォームが自由などなど。
そういった要素は
すべて応用の範囲に部類するもの。
僕はもっと基本的なところ、
根源的な部分に着目しています。
それが「線」です。
線とは?
電源の線とネットワークの線です。
これまでのゲーム機というものは
ほぼ電源の問題を解決できれば
できないということはありません。
GoogleStadiaの場合は
ネットワークの線も必須になりました。
つまり、生命線が1つ
増えてしまったことを意味する。
それこそが皮肉にも
大いなる欠点になっていると思うのです。
・ネット超依存の弊害
ネットに繋ぐだけで
ゲームができるというのは
Stadia最大の特徴であり
最大の問題点でもあります。
ネットワークの線と一口にいっても
いろんな意味がありますよね?
ルーター、LANケーブル、
プロバイダ、運営会社など。
いくらモニターや
ネットワークケーブルが
高性能だとしても、
どれかひとつに問題が生じただけで
ゲームができなくなってしまう。
今でもネットと連携したサービス、
たとえばPSストアとかも
使えなくなる場合があるというのに、
ゲームの機能すべてを
任せるのはとても不安が残るわけです。
そのほかにも意味不明な輩による
サーバーへの攻撃、
各サービスの原因不明のエラーなど
ネットワーク空間とは
混沌に満ち満ちています…
電源と比べると
不確定要素が多すぎるのです。
生命線が無駄に1つ増えるということは
とてつもなくリスキーであると
考えざるを得ません。
更に言わせてもらうと、
5Gが前提みたいになってますが
それが使えない国では
どうなるのでしょうか。
すでに知ってる人はとっくに知ってますが
5Gは健康的に非常によろしくないことが
わかってきていますので、
禁止にしている国があるほどです。
そういった事情も含めて
ネットに超がつくほど依存する
プラットフォームというのは
どうなのかと思うわけです。
・アナログ的な発想の優位性
対して、いままで通りの
据え置き機はどうでしょう?
いくら発売元のゲーム会社や
契約するプロバイダがおかしくなっても
テレビと繋がれさえすれば
全く問題なくできます。
ネットに繋げないと
できないこともあるにはありますが
それはあくまでおまけであることが
ほとんどであり、ゲーム自体はできます。
おまけに処理は自前で
やってくれるわけですから
遅延など全くありません。
極論かもしれませんが
大容量バッテリーなどで
電源さえ確保できれば
停電時でもできてしまうのです。
テレビと繋ぐHDMLなどのケーブルも
ネットワークの線の一種ですが
劣化などのトラブルは極稀。
ほとんど無視していいレベルであり、
ゲーム機やテレビの寿命も
ほとんど同じと考えられます。
そんなわけで個人的には
シンプルイズベストに尽きるなぁと
つくづく思うわけです。
手元にあるというアナログ的な要素。
不便なようで安定感は抜群です。
もちろん、電源も天災(人災)が起きれば
断たれるリスクはあります。
しかし、前述したように
ネットほど複雑怪奇ではないので
リスクは低いかと思います。
どっかの国みたいに
停電が頻発するとなったら話は別ですが、
日本はとても安定してますよね?
・まとめ
従来のゲーム機というのは
ほぼ電源だけでできるものだったが、
Stadiaは電源だけではなく
ネットワークの線も
生命線になってしまった。
不確定要素が多すぎるネットの世界で
果たして誰もがストレス無く
どんなゲームもできるようになるのか。
現時点では甚だ疑問が残る、
という内容でした。
ついでに付け足すと、
やりたいゲームがあっても
自分で自由に付け足す(買う)ことが
できないっぽいので、
実はとてつもなく不便な要素もある。
昭和的な見解だったので
おそらく共感できる人は少ないでしょう(笑)
自分は先見の明があるわけではないので、
今現時点で思ったことを
お伝えしているだけです。
今後stadiaはこうなる!
みたいな予言めいたことを
言うつもりはありません。
注目したい人は注目すればいいんじゃない?
というゆるい感じでございます。
ということで、
この人はこう思ってるのね、
くらいの気持ちでお願いします(^^)